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第6回SIP実装 報告会を実施(2月27日)

岐阜大学SIP実装プロジェクトでは第6回報告会を開催し,「ロボット技術を活用した各務原大橋の定期点検結果の報告」というテーマで,平成30年10月~平成31年1月に実施した橋梁点検ロボットを活用した各務原大橋の定期点検成果について,詳細に報告させていただきました。

Ⅰ.岐阜大学SIP実装プロジェクト第6回報告会

ロボット技術を活用した各務原大橋の定期点検結果の報告

日 時 平成31年2月27日(水) 13:30~16:45 場 所 各務原市立中央図書館4F多目的ホール(各務原市那加門前町3丁目1-3,TEL:058-383-1122) 主 催 岐阜大学工学部附属インフラマネジメント技術研究センター,各務原市,(公財)岐阜県建設研究センター

後 援 インフラメンテナンス国民会議中部フォーラム

参加者 167名

当日配布した冊子のPDFデータ ⇒  配布資料PDF

  • 平成31年2月27日㈫ 第6回報告会 会場の様子
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報告会プログラム

    • 全体司会 羽田野 英明
    • 13:30 開会挨拶  六郷 恵哲
    •      主催者挨拶 各務原市長 浅野 健司
    •      来賓挨拶  SIP インフラ PD 藤野 陽三
    • 13:45 各務原大橋事前調査(ロボット調査)結果の報告(上部工,下部工,支承周り等) 矢島 賢治,古澤 栄二,溝部 美幸
    • 14:50 各務原大橋定期点検(近接目視)結果の報告 溝部 美幸
    • 15:10 各務原大橋の橋梁定期点検を終えて 中村 俊夫/各務原市
    • 15:20 休 憩
    • 15:30 ロボット技術を取入れた橋梁点検の今後 羽田野 英明
    • 15:50 新技術導入促進調査経費によるロボットを用いた橋梁点検業務の試行とAI活用の取組  新田恭士/土木研究所
    • 16:20 江島大橋の実証試験に基づく「ロボット技術を活用した橋梁点検指針(案)」(仮題) 黒田 保/鳥取大学
    • 16:45 閉会挨拶 八嶋 厚
    • 16:50 閉会
  • 写真-1 浅野市長(各務原市)主催者挨拶
  • 写真-2 藤野氏(SIPインフラPD)来賓挨拶
  • 写真-3 矢島氏(大日コンサルタント)による結果報告
  • 写真-4 古澤氏(テイコク)による結果報告
  • 写真-5 溝部氏(ユニオン)による結果報告
  • 写真-6 中村氏(各務原市)による発表
  • 写真-7 羽田野先生(岐阜大学)による発表
  • 写真-8 新田氏(土木研究所)による発表
  • 写真-9 黒田先生(鳥取大学)による発表
  • 写真-10 六郷先生(岐阜大学)閉会挨拶
         

Ⅱ.意見交流会

時 間 第6回報告会終了後(17:15~18:30)

参加者 76名

会 場 展望レストラン ぶるうすかい(各務原市産業文化センター8F)

主催 岐阜大学工学部附属インフラマネジメント技術研究センター

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第4回SIP実装 報告会を実施(3月5日)

岐阜大学SIP実装プロジェクトでは,平成29年度に以下のような活動を実施した。

【フィールド試験】

各務原大橋(長大PC橋)にて,5種類のロボット技術のフィールド試験を開催した(開催日:4/12,参加者:160名)。旧揖斐川橋梁(トラス橋)にて,2機種の橋梁点検ロボットカメラのフィールド試験を開催した(10/4,80名)。各務原大橋にて,超大型橋梁点検車(AB1400X)のフィールド試験を開催した(1/17,90名)。ロボット技術の性能確認試験(11/6~30,各務原大橋),堤防点検技術のフィールド試験(5/30,6/5,10/11~12,揖斐川堤防),ポール型打検機のフィール試験(10/27,美山第三トンネル)を行った。

【自治体等との連携】

工学部附属インフラマネジメント技術研究センターと自治体との連携強化を目的として,各務原市(7/6)ならびに美濃市(6/1)と交流協定を締結した。美濃市の下橋(建設後55年,RC橋)をロボット技術のフィールド試験場として利用できることになった。

【ロボット技術を取り入れた橋梁点検指針(案)】

自治体が管理する長大コンクリート橋の点検にロボット技術を取り入れることを目指して,大学関係者,岐阜県コンサルタンツ協会,国土交通省,岐阜県などからの参加を得て委員会を組織し,「ロボット技術を取り入れた橋梁点検指針(案)」を作成した。

【インフラミュージアム(構造物モデル)】

「プレストレストコンクリート(PC)橋」,「鋼鈑桁端部」,「トンネル断面」からなる構造物モデルを「インフラミュージアム」と名付け,設置記念式典(8/21,220名)を開催した。「鋼鈑桁端部モデル」上に「床版モデル」を設置した。見学者は半年間で約千名である。

【成果公表】

岐阜大学SIP実装プロジェクトのホームページに,活動の案内と報告を掲載した。活動の成果を,査読付き論文1件,国際会議論文2件,雑誌報告1件,雑誌記事2件,口頭発表3件,講演会等での話題提供18件,その他1件として公表した。 これらの活動については,これまで2回の 報告会(6/28,8/21)等で一部報告している。今回の第4回報告会には179名の技術者が参加し,「橋梁点検へのロボット技術の取り入れを目指して」をテーマに,「ロボット技術を取り入れた橋梁点検指針(案)」の内容と各務原大橋等で試用したロボット技術を紹介し,質疑応答や活発な意見交換を実施した。

日 時 平成30年3月5日(月)14:00~17:00 場 所 じゅうろくプラザ5階大会議室 主 催 岐阜大学工学部附属インフラマネジメント技術研究センター (公財)岐阜県建設研究センター

当日配布した冊子のPDFデータ ⇒(1/2) (2/2)

Ⅰ.報告会プログラム

    • 全体司会 羽田野 英明
    • 14:00 開会挨拶 六郷 恵哲
    •      来賓挨拶 宮島 雅広(岐阜県県土整備部土木技監)
    •      来賓挨拶 藤野 陽三(SIPインフラPD,横浜国立大学)
    •      来賓挨拶 原田 和樹(インフラメンテナンス国民会議中部フォーラム事務局)
    • 14:20 平成29年度の活動の概要 六郷 恵哲
    • 14:35 インフラミュージアムのその後 -床版と盛土- 木下 幸治
    • 14:50 作成中の「ロボット技術を取入れた橋梁点検指針(案)」-内容と適用-
    •      矢島 賢治(GCCA),古澤 栄二(GCCA),溝部 美幸(GCCA)
    • 15:30 休 憩
    • 15:40 各務原大橋等で試用したロボット技術 -全体と具体例の紹介-
    •      羽田野 英明,沢崎 直之(富士通),南出 重克(ジビル調査設計)
    • 16:25 全体の討議 羽田野 英明
    •      閉会挨拶 八嶋 厚
    • 17:00 閉会
  • 写真-1 宮島氏(岐阜県土木技監)来賓挨拶
  • 写真-2 藤野先生(SIPインフラPD)来賓挨拶
  • 写真-3 原田氏(インフラメンテナンス国民会議)来賓挨拶
  • 写真-4 矢島氏(GCCA)による質疑応答
  • 写真-5 古澤氏 (GCCA)による発表
  • 写真-6 溝部氏(GCCA)による発表
  • 写真-7 沢崎氏(富士通)による質疑応答
  • 写真-8 南出氏(ジビル調査設計)による発表
  • 写真-9 稲垣氏(中部地方整備局)による討議
  • 写真-10 岡本氏(橋梁調査会)による討議
  • 写真-11 川瀬氏(岐阜県建設研究センター)による討議

Ⅱ.意見交流会

時 間 第4回報告会終了後(17時頃~) 会 場 レストラン「ラ・ローゼ プロバンス」(じゅうろくプラザ1階)

  • 写真-1 交流会の様子
  • 写真-2 交流会の様子

インフラミュージアムの見学(随時受付中)

岐阜大学SIP実装プロジェクト

インフラミュージアムとは

2017年8月岐阜大学にオープンしたインフラミュージアムでは,維持管理に関わる技術者がプレストレストコンクリート(PC)橋,鋼橋,トンネルの設計施工を学習するための構造物モデルを設置し,ME養成講座,大学院インフラマネジメント実践教育プログラムにおける維持管理技術者の育成に役立てるとともに,SIPで開発されている点検技術の検証に役立てるための施設です。


  •    教室でのインフラミュージアムの説明
  •     鋼橋モデル(床版施工中)の見学
  •       トンネルモデルの見学
  •      コンクリート橋モデルの見学

【見学のお申込み】 〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学工学部附属インフラマネジメント技術研究センター(事務局:工学部E棟3階E316室) Tel & Fax:058-293-2419 E-mail:ciam-secretary@gifu-u.ac.jp   【新聞報道記事】 岐阜新聞 文教速報 朝日新聞