SIP維持管理技術の第10回フィールド試験の実施報告
岐阜大学SIP実装プロジェクトでは,SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」で提案されている多くの技術について,岐阜県内での社会実装に向けてフィールド試験を実施して,その効果検証を実施しています。 今回は,一般的な橋梁点検が困難な各務原大橋について、飛行ロボットやロボットカメラ等による点検を部分的に試行することを目指し,それらの技術の精度検証を行いました。フィールド試験における取得情報の要求精度は,「ロボット技術を取り入れた橋梁点検指針(案)」の参考資料に示される精度を基本として評価し,次年度に予定されている各務原大橋の橋梁定期点検でのロボット技術の活用を検討します。
第10回フィールド試験:日時 平成29年11月6日~11月20日 フィールド試験場所:各務原大橋P8~P9~A2(各務原市川島小網町,木曽川左岸)
【フィールド対象のSIP維持管理技術】
今回のフィールド試験は,各技術の点検精度の検証とともに,河川内での稼動性能の確認や点検歩掛の把握も行ないました。
- フィールド試験の様子